海外旅行で余った外国通貨を電子マネー化できるサービス「トラベラーズボックス」が成田空港でスタート
旅行総研の調査によると、海外旅行から日本に持ち帰ってタンスに眠る外国通貨は年間で3,846億円にも上るそうです。(調査期間:12年7月~13年6月)
そんな扱いに困る外国通貨を有効利用できる日本初のサービスが、7月29日から成田空港でスタートします。
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外国通貨を電子マネーに換えることができる便利なシステムとは、イスラエルの会社が開発したトラベラーズボックス(TravelersBox)という名の自動両替機です。
サービスの使用手順
- アップルの音楽配信サービスiTunesや、クレジットカードのプリペイド機能など、12種類の中から交換したい電子マネーをタッチパネルで選択します。
- それから通貨投入口に外国の紙幣・硬貨を入れると、電子マネーと交換できる仕組みです。
手数料は2~4割ほどとちょっと高めです。
7月29日のサービス開始日から利用できる通貨は、円、米ドル、ユーロ、人民元の4種類ですが、今後対応通貨を増やすほか、通販サイトAmazonの電子マネーや、Bitcoinなどにも交換できるようになる予定とのこと。
トラベラーズボックスは、すでにイタリアやカナダなど、6カ国でサービスを開始しており、月に1台あたり200万円から300万円分の通貨が交換されているそうです。
成田空港を初めとして、今後日本全国の空港でサービスが広がっていく予定とのことです。
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