ニンテンドー初のスマホゲーム「ポケモンGO」がアメリカで先行発売され大人気!
ニンテンドーなどが開発したスマホ向けのゲーム「ポケモンGO(英:Pokémon GO)」が日本に先駆けアメリカで発売され、早くも人気が沸騰しています。 海外紙では、予想以上の成功で、ニンテンドーの株価が急騰したと伝えています。
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「ポケモンGO」は、現実の空間に仮想の映像を重ね合わせるAR(=Augmented Reality/拡張現実)の技術が使われていて、プレイヤーはスマホのGPS情報を利用して実際に街を歩き回って、街に潜むポケモンたちを見つけ出して捕まえることができます。
アップルのアップルストアでは人気No.1
7月6日にアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで先行配信されるとたちまち人気が沸騰。 調査会社によれば、およそ750万ダウンロードを記録し、公開直後からアップルのアプリランキングでは1位をキープしています。 また、アンドロイド版では一日の利用者数がTwitterに迫るほどの勢いです。 海外紙ワシントンポストの記事では、ゲーム機に固執していたニンテンドーがついにスマホゲームで躍進するかもしれない、と評価する声を伝えています。 この人気でポケモンGOを産んだニンテンドーの株価が急騰。 海外での配信が始まった先週6日の終値1万4,380円と比べると、12日の終値は2万2,840円と、8,000円以上値上がりとなりました。
アメリカのプレイヤーの声
「家の中でゲームするより運動になるからいいわね」 「試してみたら すっかりハマったよ」 「ニューヨーカーは皆やってるわ 地下鉄で捕まえている人もいた」 「ポケモンの懐かしさで遊んでいる。もう200~300匹捕まえたよ」
Pokémon GO 公式サイトでの紹介文
『Pokémon GO』は、位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりするといった体験をすることのできるゲームです。 このゲームはモニターの中だけで完結せず、プレイヤーは実際に家の外に出てポケモンを探したり、他のプレイヤーと出会ったりしながら楽しむことができます。 元々『ポケットモンスター』シリーズは、ポケモンの交換やバトルといった要素によってプレイヤー同士が繋がる、ゲーム内で閉じないことを大事にしてきたゲームです。 『Pokémon GO』は、そんなポケモンの世界を更に拡げ、これまで以上にリアルとバーチャルを行き来しながら楽しむことのできるゲームになります。 『Pokémon GO』は、AndroidとiOSにて、2016年サービス開始予定です。 基本プレイは無料、アイテム課金有りのサービスを予定しております。
ポケモンGOは今後、消費の牽引役になるか!?
ポケモンGOの人気沸騰を受け、ファストフードのバーガーキングや、衣料品大手GAPなどは、ポケモンGOをマーケティングツールの一つとして使うことに興味を示しているといいます。 ポケモンGOにハマった若者が家から外に出るようになったことから、自らの店をポケモンが捕まえられる場所にすることで、多くの消費者を呼び込むことができるとの考え。 今後1年でポケモンGO関連のビジネスはおよそ1,000億円規模になるとの見方も。 アメリカでは、ポケモンとエコノミーをくっつけて「ポケコノミー」と呼ばれ始めているそうです。 また、ファストフード大手のタコベルなどは、現在若者などに人気の写真共有アプリスナップチャットなどを利用し広告戦略を進めていますが、将来ポケモンGOがこの市場を奪うかもしれないと見ているとのこと。 スポンサードリンク