≪脳動脈流の恐怖≫元おにゃんこクラブ新田恵利さんが脳動脈瘤の手術を受けていたことを発表(早期発見チェックリスト)
元おにゃんこクラブのメンバーで、タレントの新田恵利さん(48)が先週、脳動脈瘤の手術を受けていたことを発表しました。
(写真はアサ芸plusから引用)
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脳動脈瘤とは?
脳動脈瘤とは、脳内の血管の一部が風船のように膨らんで、コブができる病気です。 成人の20人に1人程度がこのコブを持っているといわれ、破裂するとくも膜下出血となり、命を落とす可能性もあります。
この脳動脈瘤、自覚症状がないため、できていたとしても9割の人は気づかないといいます。
全く自覚症状がないのに、一度破裂すると命に関わる恐ろしい病気だということで、医師からはサイレントキラーともいわれています。
また、女性に多く発症する傾向があります。 3年前、テレビ番組の企画で脳ドックを受けたことで、偶然「脳動脈瘤」が見つかった新田恵利さんも、やはり自覚症状はありませんでした。
新田「お酒も飲まない、たばこも吸わない、私がなぜ?と最初は信じられない気持ちが強かったですね。脳と心臓ってイコール死のような気がして怖かったです。」
40歳以上は破裂するリスクが高まる、脳動脈瘤
新田恵利さんの脳動脈瘤は、当初はコブが小さかったため経過観察を続けていましたが、先月の検査で大きくなっていることが判明しました。
新田「2ミリくらいだったのが、去年から今年にかけての1年で4.7ミリまで大きくなってしまった。」
脳の血管を扱う手術には当然リスクがありますが、新田さんは手術を決断しました。
最近の統計では、何らかの後遺症を持つ方が約5%、亡くなる方が1%といわれています。
新田「100%安全な手術はありませんから、万が一を考えて気持ちの上での覚悟を夫に伝えました。」
手術は無事成功
5時間にも及ぶ手術は無事成功。 3日後(18日)には退院し、その翌日(19日)から仕事に復帰しました。
新田「みなさんには、1度でいいので脳ドックに行って脳動脈瘤の検査をしてほしいなと心から思います。」
脳動脈瘤の早期発見チェックリスト(10項目)
- 50歳以上である
- 血圧が高い
- 両親や兄弟が「脳動脈瘤」や「くも膜下出血」を経験している。
- 「高脂血症」である。
- たばこを吸う
- お酒をよく飲む
- 頭痛持ちである
- めまいがすることがよくある
- 運動不足である
- 10年以内に脳のMRI検査を受けたことがない
以上のチェック項目のうち、5つ以上当てはまった方は脳動脈瘤になるリスクが高いので、脳ドックや脳神経の専門病院でMRI検査を受けたほうがいいとのこと。
中でも2と3が該当する方は、遺伝の疑いがあるので注意が必要だということです。
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